12月21日、HTS支部の派遣添乗員の「事業場外みなし労働」適用の是非を問う残業代請求裁判(第3陣)の証人尋問が東京地裁で行われました。
組合側証人は江口支部副委員長と原告である豊田組合員、会社側は細野添乗派遣課長を証人に立てました。
組合員は事実を堂々と証言しましたが、 会社側は「分からない」繰り返し不誠実な対応でした。
12月4日、ジャパンユニオンは第7回定期大会を開催しました。
第1号議案「経過報告および総括と教訓」、2号議案「当面の運動方針」、第3号議案「
規約改正についての提案」、4号議案「
決算報告・会計監査報告・予算案提案」、第5号議案「
年間ストライキ権」をそれぞれ提起し、採択しました。
役員選挙を行い、新役員を選出しました。
メルマガ「かわら版・ジャパンユニオン」は定期発行を維持しました。
読者数は、2009年1月1日212号で1345部でしたが、その後漸減傾向に陥り、8月15日号では1289部まで落ち込みましたが、少しずつ持ち直し、直近の12月1日号は今まで最高の1377部になりました。今年になってから32部の増加となりました。 ホームページのアクセス数は現在毎月1500件前後です。累計で17万9981件になりました。
東京東部地域では東部全労協が主体となり、毎年春と秋に東部地域の争議拠点に争議解決を迫る行動を行っています。11月27日(金)には秋の行動が取り組まれました。
この日は早朝からJR亀有駅に集まり、1日の行動をスタートしました。JR亀有駅では国鉄からJRへの分割・民営化時に不当解雇された1047名の解雇撤回を求めて訴えが国労江東支部、闘争団よりなされました。
また、知的障がい者を中心に結成した全国一般東京東部労組フォーラムエンジニアリング支部の仲間から事業所閉鎖と全員解雇の撤回の報告がありました。
最初に亀有にある(株)アイビイケイに対して抗議行動を行いました。労災事故の責任を取らず居直り続ける会社に、全国一般東京東部労組アイビイケイ支部の仲間が労災事故の責任をとってくださいと申し入れを行いました。
行動はバス2台に分乗し争議拠点を巡りました。次に葛飾区立石にある高嶺清掃株式会社に対して、自治労・公共サービス清掃労組への組合加盟を理由にしたアルバイト社員のへの首切り撤回を求める行動が行われました。
9月30日東京地裁はアルバイト社員の地位確認裁判において解雇無効の勝利判決を勝ち取りました。それに対し高嶺清掃は判決に従わず控訴しています。この日も申入れに対してもビデオ撮影や門前閉鎖など強硬な態度に終始しています。東部けんり総行動として判決に従い解雇撤回をするよう申入れました。
東部労組定期大会での新執行部の選出を受けて、11月14日、15日の両日、新執行委員会のほとんどのメンバーが参加して、合宿で討議を行いました。
年間スケジュール、東部労組の将来、労働相談、組織化、職場闘争、「少数から多数派へ」など多岐にわたり活発な討論をして、これから執行委員会として団結を強め、奮闘することを誓い合いました。
全国一般東部労組は11月8日、新入組合員歓迎セミナーを開催しました。
菅野委員長、長崎副委員長、
須田書記長がそれぞれ東部労組の歴史、労働法、心得について講義し、新入組合員の理解を深めました。
(2009/11/17)
フォーラムエンジニアリング支部が事業所閉鎖と全員解雇の撤回かちとる |
全国一般東京東部労組フォーラムエンジニアリング支部は11月12日、事業所閉鎖と全員解雇の撤回を会社側から勝ちとりました。
詳細はコチラ
(2009/11/17)
11月1日、全国一般東部労組は第36回定期大会を開催し、1年間の方針を決めると同時に、菅野委員長、須田書記長の新しい執行体制を発足させました。
(2009/11/17)
10月29日、「派遣法改正まったなし 日比谷大集会」が日比谷野外音楽堂が開かれ、労働者派遣法の1日も早い抜本改正を求めて2500人が集まりました。
東部労組の須田書記次長が司会し、菅野書記長がシュプレヒコールを行いました。
集会後、国会まで請願デモをしました。
(2009/10/30)
10月25日、団結まつりが木場公園で開催され、東部労組からも参加しました。
ホットドッグとフランクフルトと味噌田楽を販売しました。
(2009/10/26)
帯広でコミュニティユニオン全国ネットワーク全国交流集会が開催
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10月17日と18日、北海道帯広で、コミュニティユニオン全国ネットワーク第21回全国交流集会が開催され、東部労組から石川副委員長、菅野書記長、須田書記次長が参加しました。
集会は350名を超える全国から集まり、盛況の内に、交流が進められました。
記念講演は中野麻美弁護士が「ユニオン運動から学んで時代を拓く」のテーマで行い、福島みずほ社民党党首が来賓であいさつをしました。
(2009/10/23)
菅野書記長を講師に「富と貧困」の第4回目(最終回)学習会
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10月13日、「富と貧困」の第4回目(最終回)学習会が菅野書記長を講師に行われました。
テーマは、「私たちはどんな社会をめざすのか」で、活発な質疑応答がされ、テキストを全部終わらせることができました。
10月10日、若者集会が芝公園で開催され、東部労組からも参加しました。
10月8日、国鉄闘争勝利東部集会が亀戸カメリアで開催され、東部労組の石川副委員長が記念講演しました。
9月27日、28日、全労協の定期大会が熱海のニューフジヤホテルで開催され、東部労組からも出席しました。
9月19日、葛飾区青戸で労働相談ボランティアの納涼会が開かれ、和気藹々で交流、懇親が行われました。
全国一般全国協第19回定期大会開催国の仲間とともに闘いを進めよう!!
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9月12・13の両日、曳舟文化センターにて東部労組の上部団体である全国一般労働組合全国協議会の第19回定期全国大会が開催されました。
全国の加盟組合から50名を超える参加、東部労組は須田・矢部両書記次長が代議員となり、傍聴も含め13名が参加しました。
全国の仲間からの報告・活発な討論
石川中央副委員長の開会宣言のあと、中岡中央執行委員長のあいさつ、藤崎全労協議長をはじめとする来賓からのあいさつに続き、遠藤書記長が運動方針を提案しました。
その後、議案についての質疑の中で、各加盟労組の仲間から闘争や活動の報告が次々に行われました。パナソニックを相手に解雇撤回闘争を闘う佐藤昌子さん(ふくしま連帯ユニオン)からの力強い決意表明、そして全国一般の今後の運動についても「非正規労働者組織化の具体的取り組みを強めよう」「社会保険加入闘争など、ポイントをしぼった具体的闘争を」など、執行部への訴え、そして各地の取り組み、活動報告など、15名が発言し、活発な討論が行われました。
東部労組からは須田代議員がHTS支部塩田委員長解雇撤回闘争の報告・支援の訴え、臨床心理士ユニオン支部が行っている署名についてのお礼・訴えを行いました。
議事終了後、会場で交流懇親会が行われ、全国の仲間が交流を深めました。
須田さんが中央書記次長に選出
2日目、運動方針案、決算予算案が採択され、その後、新たな役員の補充選挙が行われました。立候補を表明していた東部労組須田書記次長が、出席代議員全員の信任で全国一般全国協の中央書記次長に選出されました。
全国一般運動を支えていこう!
須田さんの書記次長就任に伴い、東部労組菅野書記長が中央執行委員を退任。その退任あいさつに続き、新たに中央書記次長となった須田さんが力強く決意表明を行いました。
山原中央副委員長の閉会あいさつ、中岡中央委員長の団結ガンバローで大会は成功裏に終了しました。
東部労組も全国一般全国協の一員として、よってたかって先頭にたって支えていこう!
仲間も家族も皆で楽しんだBBQ(バーベキュー)大会
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9月12日(土)デイベンロイ労組支部、神奈川分会川崎営業所主催でBBQ(バーベキュー)大会が開かれました。
組合員、働く仲間、家族、友人が大勢が集まりました。
雨が降るのか降らないのか、じれったい天気でしたが、駐車場にテントを張っての調理班の人が腕を振るってのご馳走が出ました!
お肉はもちろんのこと、サザエのつぼ焼き、焼き魚、豚汁、特製焼きそばなど、みんな大喜びです!
東部労組の兄妹支部からは、タケエイ支部の金子委員長が参加、皆で自己紹介をして、エール交換をしながらお酒を飲み、おいしい肴を食べて大いに話し、交流を持ちました。
またビンゴゲーム大会では、組合員家族の友達が読み上げ係りを担当し、番号を読み上げるたびに歓声が上がりました。
閉会後、皆で後片付けを終えて、
カラオケへと向かいました。
アットホームな集まりが自慢のこの会も、来年はもっと楽しく、もっと大勢が集まれたらいいなと考えております!
9月8日本部会議室で、『なぜ富と貧困は広がるのか』連続学習会第3回目がひらかれました。
講師は、須田書記次長が行い、第3章「なぜ労働組合が生まれ、どんな役割を果たすのか」を勉強しました。
8月18日本部会議室で、『なぜ富と貧困は広がるのか』連続学習会第2回目がひらかれました。
講師は、矢部書記次長が行い、第2章「私たちは階級社会に生きている」を勉強しました。
東京地下鉄(東京メトロ)の駅売店「メトロス」の契約社員らでつくる東部労組メトロコマース支部が8月28日、地下鉄駅売店で働く人の安全衛生を確保するよう東京労働局に要請・交渉しました。
この要請・交渉は、労災や職業病の根絶に取り組んでいるNPO法人の東京労働安全衛生センターが地域の労働組合や被災者団体に呼びかけて毎年おこなっているものです。東部労組からは今回、メトロコマース支部の問題を取り上げました。
要請事項は次の4つです。@地下鉄駅構内の粉じんについて調査し、適切な対策をとるよう使用者に指導することA地下鉄駅構内の騒音について調査し、適切な対策をとるように使用者に指導することB地下鉄駅売店の労働者が「立ちっぱなし」での販売業務に起因する腰痛に罹患している。適切な対応をとるよう使用者に指導することC地下鉄駅売店の労働者がトイレ休憩を与えられない結果、「膀胱炎」等を発症するケースが多く見られる。適切な対応をとるよう使用者に指導すること。
当日、労働局内でおこなわれた要請・交渉にはメトロコマース支部から代表して疋田さんが出席し次のように発言しました。
「粉じんは店に置いている雑誌や新聞が真っ黒になるほど飛び交っている。列車が入ってきて警笛が鳴ると鼓膜が破れそうな大きな音で思わず耳を押さえてしまう。実際、すこし前に病院で難聴と診断された。勤務中はイスに座ってはいけないと言われてきたので、ずっと立ちっぱなしで足腰を痛めている人も多い。店を開けてから4時間ぐらいたたないとトイレ休憩が回ってこないお店もあり、膀胱炎にかかる人も多くいる」
これらに対して、東京労働局の担当者が「健康障害を未然に防ぐという観点から行政として実態把握に動くべきというのはごもっとも。持ち帰って局内で検討したい」などと回答しました。要請・交渉に出席したほかの労働組合からも「労災が起きてからでは遅い。行政として早急に調査に着手するべきだ」といった声が相次ぎました。
地下鉄駅売店員の健康を守りましょう!メトロコマース支部の労働安全を勝ちとるたたかいを組合全体で支えましょう!
「過労死をなくそう!龍基金」第3回中島富雄賞授賞式
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過労死の撲滅に取り組んでいる「過労死をなくそう!龍基金」(中島晴香代表)は8月9日、第3回中島富雄賞授賞式(NPO法人労働相談センター後援、「週刊金曜日」協賛)を東京・葛飾で開催しました。約170人の労働組合・市民が出席しました。
式の冒頭で、過労死で亡くなった中島代表の夫・富雄さんと今年の受賞者である前沢笑美子さんの長男・隆之さんの遺影に向かって全員で黙祷をささげました。
受賞者の前沢さん「過労死根絶に全力で行動したい」
前沢さんの長男である隆之さんは、中島富雄さんと同じすかいらーくで働き、契約店長という1年単位の契約を繰り返す非正規雇用の店長として07年10月、過労死に追い込まれました。笑美子さんは息子を亡くすという悲しみを乗り越えて、東部労組とともに会社と団体交渉を重ねて、今年5月に正社員並みの損害賠償を支払わせるなど遺族側の主張を全面的に認めさせる内容で解決を果たしました。
中島代表から表彰状を手渡された前沢さんは「すかいらーくは中島さんが過労死した際に『二度と起こさない』と言っていたのに、本当に悔しい。遺族が心を一つに団結し、労働組合のみなさんと一緒になって過労死根絶のため全力で声を出し行動していこう」と受賞の言葉を述べました。
湯浅さん講演「NOと言える労働者を増やそう」
授賞式の第2部では、反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんが「貧困も過労死もない社会へ」と題して記念講演しました。
湯浅氏は、「労働条件の下げ止まりの強化とセーフティネットの強化を並行的にやり、NOと言える労働者を増やしていくしかない。もっと労働相談や労働運動と、生活相談や社会運動との連携を進めるべきだ。労働運動と社会運動が重なり合ってはじめて過労死も貧困もない社会にすることができる」などと、今後の課題と決意を語りました。
盛況の懇親会 新たな過労死遺族も発言
授賞式第3部の懇親会では、全労協、東京労組、全日建、全労働、ネットワークユニオン東京など友好労組からの発言や、東部労組の臨床心理士ユニオン支部の署名運動への協力呼びかけがありました。また、龍基金が現在取り組んでいる大手物流会社での過労死問題で遺族が発言しました。最後に中島代表が感謝と過労死根絶に向けた決意を述べて、盛況のうちに閉会しました。
7月14日、東水労政治共闘部長、全労協常任幹事の諸隈信行さんを講師に招いて学習執行委員会が開かれました。諸隈さんは穏やかで誠実な人柄がにじむような語り口で、自身の職種である、水道工事の民間委託化のはらむ問題から、飲料水の安全性・世界の環境問題まで、スケールの大きな話をきくことができました。
「水問題」から世界がみえる
諸隈さんは、45歳で東京出身。
若手でさまざまな実務を担う活動家ですが、組合活動を本格的にやるきっかけは、検針という過酷な現場で争議がおこり、その時、仲間が体をはって守ってくれたことだったそうです。
水道事業は住民の生活に直結する重要な仕事にもかかわらず、官から民へという風潮で民間委託が進み、さまざまな問題が起こっているそうです。メンテ技術の伝達がうまくいかなかったり、「安かろう悪かろう」で品質が保てなくなったり、また外国企業がどんどん参入することで、突然水が止まったりする問題が実際に発生しています。また、その民間管理会社に公務員の幹部が天下る問題があり、組合のチェックが必要だと言っていました。
また水の浄化は、河川流域の環境を良くすることで実現でき、安易な巨大開発を止めるべきだという視点は、目からウロコでした。
「職場はカネを稼ぐところ」からの脱却
諸隈さんは、職場での組織化について、身分のワクを越えて派遣社員をオルグする試みや、職場のワクを越え、環境問題に関わる運動について語ります。
若い人の組織化についても、今の若者は雇用を破壊されて敵が見えずらく、自分を責めるようになっている。しかし、反原発運動など社会に貢献する運動には積極的に参加し、連帯してくれる。その様な出会いの場として10月10日の若者集会は期待できると語っていました。
質疑では、参加者から外国企業の参入の現状や、水道とミネラル水の比較など、多くの質問がだされ盛り上がり、これからも共に闘うことを確認しました。
7月5日、中央大駿河台記念館にて「声を上げたら“逆ギレ”ばっかり それでも負けない非正規・ユニオン7.5シンポジウム」(主催:7.5シンポジウムを呼びかける会、協賛:「週刊金曜日」)が開催されました。会場は190名の参加者で満員。東部労組からも21名が参加しました。
集会では、実際に企業・経営者から不当な攻撃をかけられている労働組合の仲間から報告とアピールがありました。
KDDIエボルバユニオン、首都圏青年ユニオン・すき家ユニオン、ネットワークユニオン東京、全国一般労働組合東京南部ベルリッツ、そして私たち東部労組からはHTS支部塩田委員長が発言を行いました。
塩田さんは不当なアサイン停止=事実上の解雇の経過、その不当性を訴えました。そして、「現在も添乗員業界、そして会社には声を上げたくても上げられない人がいる。その人たちのためにも、職場復帰までがんばる」と力強く決意表明。会場からは大きな激励の拍手が巻き起こり、それは感動的な場面でした。
HTS支部弁護団の棗弁護士がコーディネーターの第二部パネルディスカッションでは、元ILO(国際労働機関)駐日代表・アジア総局長の堀内光子さん、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)議長の豊秀一さん、圷由美子弁護士が、それぞれの立場から阪急トラベルサポートをはじめとする企業・経営者の不当な「逆ギレ」組合攻撃を分析しました。
塩田委員長のアサイン停止問題に対する社会的な包囲はますます大きく、そしてさまざまな人が阪急トラベルサポートの不当なやり方について怒りをもって意見を発信しています。
今後も塩田さん、HTS支部の闘いを支援しよう!
今年で4回目を迎えた全労協組織化交流合宿が、6月22〜23日、熱海で開催されました。東部労組からは、3名が参加しました。北は共生ユニオン岩手、宮城全労協の仲間、首都圏・神奈川、静岡、そして大阪の郵政労働者ユニオンの仲間ら、6団体・10単組の約40名の参加を勝ち取りました。
交流合宿の二日間は東部労組・渡辺副委員長が司会進行をし、藤崎全労協議長の「21世紀、労組の役割は益々増大している。組織化を進め、さらに労組の展望・方向性を明確にすることが、今問われている!本合宿の成功を!」との力強い挨拶を受けスタートしました。
組織化合宿初日の柱である労働弁護団常任幹事の棗先生の講演は「年越し派遣村から半年、反転攻勢の現局面」と題され、派遣法抜本改正に向け、野党(案)提出の大詰めを迎えている情況なども交えながら、迫真の講演を頂きました。
合宿二日目の柱は、荒川区職労白石書記長から、「公務職場の非正規労働者の実態と組織化」の報告を受けました。非正規の仲間の厳しい衝撃的な実態を示す資料と迫真の報告に対しては、持ち時間の短さをお詫びせざるを得ません。
組織化合宿は、他に、東京労組、東部労組、郵政労働者ユニオン、全統一労組などの報告を受けました。東部労組からは菅野書記長が、「09春季労働相談の特徴と組織化:メトロコマース支部・臨床心理士ユニオンの組織化」をテーマに報告しました。白石書記長(荒川区職労)から、労働相談センターの現状などの質問を受け、エールの交換です。
最後は、遠藤常幹(全国一般書記長)の「まとめ」と、望月全労協副議長(国労)の閉会挨拶で、成功裏に終了しました。(渡辺)
6月16日本部会議室で、『なぜ富と貧困は広がるのか』連続学習会第1回目が、30名の参加者でひらかれました。
講師は、古澤執行委員が行いましたが、最近の派遣切り、ワーキングプア問題を解決するために現場で闘う活動家のために、問題を大きな歴史の流れや、経済や政治の動きのなかで原因を探っていこうというものであり、組合員自身の活動や組織化に役立つものにしたいという目的が述べられました。
講師は、大企業の幹部などが最近発言している、労働者切り捨てを容認する発言のなかで雇用や企業の利益という言葉が出ているが、そもそもどういう意味があるかということから説明しようとします。
「雇用」「市場経済」のなかで、合法的に資本家が「搾取」し、労働者がどんどん酷使され貧しくなる傾向をうみだすという内容が、講師自身の組合結成時にワンマン社長が行なっていた社員への言動や行動をつうじて具体的に説明しようと努力していたようです。
その後の質疑応答では、もっと具体的な職場の問題や、実際の労働者の心情にたいしてどう説得したらよいかという、すぐには回答ができない議論にもなりました。
東部労組では、今後3回でこの本の内容を学習しますが、それぞれの担当の講師が創意工夫をこらして、講義することになっています。次回も多数の組合員の参加を呼びかけます。
東部労組40周年記念5月合宿が5月30、31日とウェルサンピア千葉にて「東部労組が一貫してめざしてきたもの 激動の40年に学ぶ」をテーマに52名の参加で2日間に渡り行われました。
この間の合宿は対外的に講師を招き、学習・友好・団結強化を目的にしていましたが、今回は「千名突破」に向け、石川副委員長を講師に東部労組の団結強化・発展を目指す記念すべき合宿となりました。
1日目、「第1部 かかわった闘いから」は講師石川副委員長の労働組合運動敗北の経験から話が始まり、「伊藤鉄工所」「市川進学教室闘争」等、「あの石川さんでも失敗があったのか。」と参加者は石川講師の率直な話に引き寄せられていきました。
休憩をはさみ続きの話は、「大久保製壜闘争」「イカリ闘争」でした。石川さんの「負けても負けても闘っていく。」との言葉に労働組合運動に対する情熱と生き様が感じられました。そして弥生運送支部(現、ネクスト物流支部)結成、タケエイ支部結成の話等から石川さんの問題意識、課題と話は第2部へと移って行きました。
「第2部 東部労組の問題点と
課題(めざすもの)」と題して、「職場闘争の強化―少数から多数へ」「労働相談から組織化へ路線」等、今の東部労組の活動方針に至る話から、政治思想活動の強化によって東部労組の「1980年の危機」を乗り切り、大衆路線「よってたかって」「敢然と闘い、敢然と勝利する」との今の形が出来上がったのだと納得したのでした。
また地域合同労組の意義「衆知を集める」=「総合力で勝負する」との話も、「その通りだ。」と参加者の頷く姿が多く見られました。 そして地域合同労組は専従が要。我々東部労組組合員が支えていくとの決意を石川さんの話を聞いて参加者一同また納得。全国団結の話もまさにその通り。
その後5グループに分かれ、石川さんの講演を聞いての感想・意見を交わし合う分散会が行われました。交流会の中では、各支部紹介など酒も入った中で大変な盛り上がりを見せました。その後の2次会は例年通りの激論。熱く語る各支部の仲間が夜遅くまでさまざまな形の交流を深めました。
2日目の朝は、夜遅くまで熱く語り起きられなかった方??を除き、再編集された「大久保闘争DVD鑑賞」から始まりました。長崎さん、杉田さん若い!当たり前ですが1日目の石川さんの話とマッチして東部労組組合運動の原点を映像で感じ取ることが出来ました。そして引き続き石川さんの講演「第3部 労働運動から学ぶ」国鉄闘争の意味、国家的不当労働行為反対!と話す石川さん。団結権、ストライキ権は労働者の闘いで確立されたとの話から、ユニオニズムという初めて聞く言葉など、つねに労働運動に身を置いてきた石川さんだからこそ語れる話を聞く事が出来ました。
東部労組がつねに闘う労働組合である事が出来たのはこのような石川さんなどの世代の闘いがあったからであり、我々の役割は今まで以上に東部労組を強めて行く事だと感じました。
2日間有意義な話を今の課題に生かしていく決意をあらたにしました。
第20回ふれあいフェスティバル(デイベンロイ労組支部)
盛大に開かれる
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5月23日(土)晴天にも恵まれ、延べ400名の参加で開催され盛況に終えることができました。
昨年より入場者も増え「はじめて来ました」という地域の皆さんが大勢おり、小さい子供達も沢山集まりました。
大森本社をはじめ、各分会の組合員の皆もそれぞれ趣向を凝らし、大ハリキリで出店に取り組みました。なかでもバザーは開演前に人が集まるほどで、毎年、地域の人気のあるお店です。
東部労組からは岸本委員長をはじめ、本部そしてタケエイ支部の金子委員長と支部の仲間、不当解雇と闘うHTS支部塩田委員長と支部の仲間、それに高砂産業支部、葛飾支部、労働相談支部と多くの仲間が応援に駆けつけてくれました。地域では、大田区労協、国労音威子府闘争団、東京労組ミューズ分会、全統一労働組合ハイム分会、京浜ユニオン、ネットワークユニオン東京、とちの実作業所、そしてデイベンロイ労組支部のOBが大勢駆けつけてくれました。
今回は「平和と労働とみんなの歌」と題し、地域の友好労組のギタリスト、シンガーに集まってもらい、反戦フォークや子供におなじみの曲で、本領を発揮してもらいました。
ゲームでは、昔懐かしい椅子取りゲームを子供達が23人参加して、にこにこ笑顔で、時に真剣に(中には泣き出す子も!)はつらつとゲームに挑戦!参加賞をもらって嬉しそうでした。
労働組合の団結の輪を足場に、会場設置から、出店、アトラクション等、運営を、同じ職場で働く仲間と、地域の住民のみなさんと、兄妹支部・友好労組の皆さんと協力して無事に終了することができました。
みんなが一緒に協力すれば、楽しい空間はたくさん生まれます。夏期一時金闘争が始まりました。フェスティバルで発揮した団結力で一時金闘争を闘い抜こう!
季節はずれの冷たい風が吹き付ける中、派遣法の一刻も早い改正を求めて、1000人の労働者が声をあげました。
5月14日、派遣村や派遣労働者の様々な闘いを担ってきた労働組合や労働相談を担う人々が日比谷野音に集い、今の無策な政治と行政の現状に、怒りをぶつけたのです。
棗弁護士が去年の暮れ以来、派遣切りによる失業が、全体の7割にのぼり放置できなくなっている現状報告、湯浅派遣村村長からは派遣村のような行動が、闘える空間や可能性を広げてきたことの報告がありました。
そして、現場からの派遣切りと闘う労働者からの挨拶では、東部労組HTS支部の塩田委員長が、「私たちは『もっぱら派遣』の職場を改善しようとしてきましたが、経営者や業界団体はその声に対し、私の首切りという理不尽な攻撃をしかけてきました。皆さんとともに闘い抜く」という決意を、毅然として決意表明しました。
東部労組菅野書記長のシュプレヒコールで集会参加者が元気よくデモと国会誓願行動に歩き出しました。
肌寒い気温を吹き飛ばすシュプレヒコールを日比谷街頭と両議員会館前で上げ、国会内で野党間の歩み寄りと抜本改正案の具体的な提出が出来そうな中で、抜本改正をまったなしで求める集会参加者の強い意思を伝えることが出来ました。
外食大手「すかいらーく」で契約店長だった前沢隆之さん(享年32)が過労死した問題について、遺族の前沢笑美子さんと支援してきた全国一般東京東部労組と会社の3者で「合意書」を5月13日にあった調印式で締結しました。
合意の内容は(1)謝罪(2)再発防止策(3)全社員への事件の周知(4)損害賠償(5)サービス残業の精算――の大きく5点です。
とくに(4)の損害賠償の支払い方が画期的な成果となりました。私たちが今回の問題でとりわけ強調したいのは、「過労死の危機」が非正規社員にも及んでいるという実態です。隆之さんも1年単位の契約を反復更新する契約社員の店長=「契約店長」でした。非正規社員の不安定雇用と低い待遇はそのままで、立場の弱い非正規社員に正社員並みかそれ以上の長時間労働や過重な責任を負わせるという構図が浮かびあがりました。
こうした観点から損害賠償は、隆之さんが非正規社員の店長でありながら正社員の店長とみなした賠償金の算出を要求し、勝ちとることができました。
従来の過労死の裁判等では、損害賠償の主たる部分である「逸失利益」が亡くなった人の年収を基準に算出されます。ところが、今回は隆之さん=契約店長の年収ではなく、正社員店長(2年目)の平均年収をもとに計算させたことは、今後増加が予想される非正規社員の過労死問題で1つの先駆的な前例になると考えています。
(5)のサービス残業の精算では、隆之さん自身の店長時代の未払い分122万円余りを支払わせました。それだけにとどまらず社内にいる同じ契約店長(55人)に対しても未払い分がないかを調査し、未払いがあれば精算することを約束させました。その結果、未払い残業代1746万7126円があることがわかりました。この未払い額については今年7月にそれぞれ支払われる予定です。
笑美子さんは今後、同じくすかいらーく店長の夫を過労死で亡くした中島晴香さんが代表を務める「過労死をなくそう!龍基金」で過労死撲滅をめざして活動していきます。過労死、過労自殺、過労障害の撲滅めざして全力をあげましょう。
5.3「自由と生存のメーデー」が渋谷周辺で盛り上がる
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「公安くたばれ」「フリーター万歳」「いうこときくような、やつらじゃないぞ」・・・というビートに乗せた「シュプレヒコール」が渋谷の繁華街に鳴り響きました。
ここ数年来、権力と公安警察の「目のかたき」になっている、この「自由と生存のメーデー09 六〇億のプレカリアート」はメーデーの伝統や内容性と結びつき、毎年大きく膨れあがっています。
今回は5月3日夕方、600名前後の参加者(東部労組と労働相談センターからも10人程度)で、宮下公園から出発しました。デモ行進の途中での通行人の飛び入りが多いことが特徴です。
当局も危機感を抱き、厳重な警備網を敷き、些細なきっかけで弾圧の機会をうかがっていることが現場でよくわかります。デモ隊をわざわざ2つに分断し先頭の宣伝カーの直前に機動隊車両を割り込ませ規制をおこない、しきりに音声で妨害しようとしますがデモ隊の音声が勝っていました。
3時間近くの渋谷駅周辺デモは、従来のデモらしくなく、踊っても良しドラムやギターでのアピールも良し、隊列も思い思いで歩くという形にとらわれない「サウンドデモ」は、時間がたつ程元気が出てくる気がしました。まさに今の不況や雇用不安を感じる労働者の素直な表現が解放感を与えるのでしょう。
毎年、デモの趣旨に賛同するフリーターや労働組合、明日の生活もままならない「プレカリアート」がますます集まってくる理由はこのエネルギーの魅力だと思います。このユニークなデモをもっと盛り上げていきましょう。
5月1日、照りつける日差しの中、日比谷メーデーが開催され、東部労組からは94名が結集しました。
この日、東部労組は早朝のHTS支部の情宣行動からアイビイケイ社抗議集会までの「1日行動」となりました。
午前9時、日比谷公園噴水前に集合。この日のメーデーにはメトロコマース支部など新しい仲間も参加する中、1万5千人が集まった日比谷野音での本集会とその後は官庁街を新橋までデモ行進。東部労組は「労働組合で闘おう!」の横断幕を先頭に、沿道でも相談センターのティッシュとビラを配り、道行く人にアピールしました。
デモ終了後、東部労組は亀有のアイビイケイ本社前に移動。アイビイケイ支部にかけられた「新賃金制度」導入による賃金カットと労働協約の解約、そして指3本を失った安田さんの労災損害賠償への不誠実な対応を糾弾するため、抗議要請行動を行いました。
「協定の解約は許さないぞ!」「安田さんを悲しませるな!」とのシュプレヒコールが地域に響き渡りました。
行動終了後、近くの居酒屋に移動、長い1日の疲れをいやし、新しい仲間と大いに交流しました。
NPO法人労働相談センターの3月の労働相談受付が519件になりました。
年度末ということで3月は例年多いのですが、500件を超えたのははじめてです。
内訳は、電話相談が331件、メール相談が160件、来所相談が28件です。
相談内容では、解雇194件、賃金98件、有給休暇67件、いじめ・いやがらせ62件、サービス残業40件、労働時間31件、社会保険28件などです。解雇が賃金より多くなったのは昨年末以来の特徴です。
NPO法人労働相談センターは最近、労働相談用のティッシュを作成し、駅頭や友人、知人に配布する活動をはじめました。
ビラだけより、受け取りは格段に良いです。
4月18日、労働者学習プロジェクトの2回目の講座が文京区民センターであり、全国一般東京東部労組からも組合員5人が出席しました。
木下武男教授(昭和女子大)が労働組合の理論と歴史について講義し、参加者によるグループ討論を行いました。
4月17日夜、私たち全国一般東京東部労組は亀戸カメリアで「09春闘決起集会」を開き、組合員80人が参加しました。
菅野書記長から(1)組織化活動の一層の強化(2)職場闘争の強化、争議支部・新支部への支援強化(3)政治課題、反戦平和の取り組み強化の方針が提起され、全体で確認しました。
4月14日、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部の組合員で、コナカで働いている現役店長2人が未払い残業代を請求している「名ばかり店長」裁判の第3回公判が横浜地裁で開かれました。
組合側は、棗さんと小川さんの弁護団とともに原告であるコナカ支部の高橋勇書記長をはじめ他支部からの支援を含めて9人が参加しました。
組合メンバーは雨が降る中、公判の前にいつもと同様に裁判所周辺で「紳士服のコナカは『名ばかり管理職』を是正してください!」と題するビラを通行人に配りました。
4月9日、派遣村実行委員会が開催する相談会が日本青年館で開かれました。私たち全国一般東京東部労組からも本部スタッフが電話相談や来所相談に参加し、生活相談・労働相談に応じました。
4月8日午前、東部けんり総行動があり、全国一般東京東部労組も参加し、各地の争議現場を回りました。
午後はけんり春闘中央行動があり、経団連前抗議行動や全国一般なんぶが取り組む首都高会社への行動に参加しました。
4月6日、私たち全国一般東京東部労組・臨床心理士ユニオン支部は厚生労働省で組合結成の記者会見を開きました。
その模様は、当日のNHKニュースで放送され、本日の新聞朝刊(朝日・読売・毎日・東京)各紙で報じられました。
4月5日、東京・葛飾地域の労働組合や企業などが開催する「第20回かつしか・さくら祭り」が葛飾区役所前であり、私たち全国一般東京東部労組の組合員20人が綿菓子、みそ田楽、ヨーグルトを販売するお店を出しました。
労働相談を呼びかけるティッシュやチラシもまきました。
4月3日夕、日本マクドナルド「名ばかり店長」訴訟の勝利報告集会(東京管理職ユニオン主催)が東京・総評会館であり、私たち全国一般東京東部労組も参加しました。
阪急トラベルサポートから不当なアサイン停止=解雇された東部労組HTS支部の塩田委員長がたたかいへの支援を呼びかけました。
3月30日夕、私たち全国一般東京東部労組の組織部がJR「錦糸町」駅南口前でクビ切りにあった労働者に労働組合への加入を呼びかける集中情宣を20人で行いました。
3月29日、私たちNPO法人労働相談センターが正社員・非正社員を問わず解雇・リストラ・退職勧奨などについて集中的に相談を受ける「許すな!クビ切りホットライン」を開設し、電話相談、来所相談、メールでの相談に終日対応しました。
3月28日、労働と貧困をテーマにした「反貧困フェスタ2009」が東京・神田一橋中学校で開かれ、私たち全国一般東京東部労組も参加しました。
フェスタは労働組合や市民団体でつくる「反貧困ネットワーク」(代表・宇都宮健児弁護士)の主催で約1700人が集まり、シンポジウム、炊き出し、相談会、バンド演奏などで大盛況でした。
体育館で開かれたシンポジウム「いま“はたらく”が危ない」では、湯浅誠・反貧困ネット事務局長と雨宮処凛・反貧困ネット副代表がコーディネートし、さまざまな労働現場で働く人や失業者が生々しい貧困の実態を報告しました。東部労組からは障害者差別による劣悪な待遇の改善をめざしてたたかっている女性が発言しました。
シンポの後半には連合・全労連・全労協の3つのナショナルセンターと女性、障害者、失業者支援などの市民団体によるパネルディスカッションがあり、労働運動と市民運動の連携で貧困をなくそうと誓いあいました。
3.26日弁連主催の派遣法抜本改正を求めるシンポに参加
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3月26日夕、東京・日本教育会館で日本弁護士連合会が主催する「派遣切り・雇い止めの実態に迫る!!派遣法抜本改正を求める緊急シンポジウム」があり、私たち全国一般東京東部労組が参加しました。
3月25日午前、全国一般東京東部労組メトロコマース支部は東部労組他支部の支援のもとメトロコマースが直営している駅売店72店舗に対して労働組合への加入を呼びかける一斉キャンペーン行動を展開しました。
組合のビラなどが入った封筒を手渡すと、大半の店員さんが「私も過酷な労働環境にずっと不満だった」「一度話を聞きたい」など組合結成・加入に好意的な反応を示してくれました。
3月23日夕、私たち全国一般東京東部労組の組織部が京成「立石」駅前でクビ切りにあった労働者に労働組合への加入を呼びかける集中情宣を12人で行いました。
3月22日、各労組・ユニオンの活動家が呼びかけ人となって次世代のユニオニストを育成するための連続講座「労働者学習プロジェクト」が始まりました。
東京しごとセンターで開かれた第1回の講座には各労組から約50人が集まりました。全国一般全国協からは東京労組、なんぶ、東部労組から計約20人が参加しました。
後藤道夫教授(都留分科大学)を講師に招き「企業は巨大化するのに、なぜ暮らせない労働者が増えるのか」「階級はなぜ生まれたのか、国家は何の役割をはたしているのか」という2つのテーマについて講義を受けました。その後のグループ討論では、自分たちの経験に即した意見や感想を出し合って理解を深めました。
3月20日、レイバーネット2009総会が都内で開催され、今年の運営委員に全国一般東京東部労組の須田光照書記次長が選任されました。
3月19日夜、東京ユニオンの京品ホテル争議について債権先のリーマングループに抗議する集会が都立青山公園南地区でありました。約700人の仲間が結集し、全国一般東京東部労組も参加しました。
集会後、リーマンが入っている六本木ヒルズ包囲デモがありました。デモは二挺団に分かれて出発、六本木ヒルズをめざして元気よく出発しました。風かふくなか、各組合の赤旗がたなびき六本木ヒルズ周辺は労働者のシュプレヒコールが響き渡りました。
全国一般東京労組主催のもと3月19日開催された「09春闘総決起集会」(於:星陵会館)で東部労組から矢部書記次長が発言しました。当日は分会レベルで統一ストライキも構えて気勢に華を沿え、集会後は国会請願デモに出発、非正規労働者の労働条件向上等を訴えました。
全国一般東京東部労組たじま支部は3月18日、葛飾区内でパート社員の小山内さん解雇撤回闘争の勝利報告集会を開きました。東部労組他支部や共闘団体などが集い、闘争勝利を祝いました。
3月13日、亀戸カメリアで「東部けんり春闘集会」が約50名参加のもと開催され、争議を展開する各労組、東部労組各支部の仲間が支援を要請しました。集会後は会場から錦糸公園に向けデモに繰り出し、途中雨に見舞われながらもシュプレヒコールで気勢をあげました。
3月12日、東京都が設置している児童養護施設(8施設)で非常勤・臨時職員として働く臨床心理士たちで労働組合「臨床心理士ユニオン」(正式名称=全国一般東京東部労組臨床心理士ユニオン支部)を結成しました。
3月9日夜、東京・全労連会館で労働組合の活動家を対象とした「生活保護学習会」があり、私たち全国一般東京東部労組の活動家も参加しました。
前半は生活に困った労働者が労組のバックアップで生活保護の受給を勝ちとる寸劇があり、後半は湯浅誠さん(自立生活サポートセンター・もやい事務局長)を講師として生活保護の同行申請などのポイントを学びました。
3月8日、東京地下鉄(東京メトロ)の駅売店「メトロス」で働く契約社員たちが、私たち全国一般東京東部労組の支部として労働組合を結成しました。
東京メトロのグループ企業である「メトロコマース」(本社・東京都台東区)の直営店で働いていることから名称は「全国一般東京東部労組メトロコマース支部」としました。
3.8外国人労働者総行動「マーチ・イン・マーチ」に参加
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3月8日夕、東京・渋谷で「マーチ・イン・マーチ」(生活と権利を守るための外国人労働者総行動)が開催され、さまざまな国籍の移住労働者と支援者ら約400人が集まり、私たち全国一般東京東部労組も参加しました。
3月1〜2日、在阪の労働組合などが呼びかけるパナソニック・クボタ現地総行動がありました。
1日は日曜早朝にもかかわらず、大正区大阪港での全港湾の春闘とクボタ争議集会に全国一般全国協から40人が合流。私たち全国一般東京東部労組も始発の新幹線で駆けつけました。
2日はパナソニック現地集会が取り組まれました。昨年10月1日、17年半にわたって派遣され、郡山のショウルームのアドバイザーとして勤務していたパナソニック電工(旧・松下電工)から「ハケン切り」を通告されました佐藤昌子さんが「派遣労働者も生きています。生活があるのです。それを一方的に使い捨てにしたのがパナソニックです。パナソニックは派遣切りをやめてください」とパナソニックに向かって訴えました。
また、松下プラズマディスプレイ裁判原告の吉岡力さん、松下冷機の不当解雇と闘う三宅さん(きょうとユニオンの組合員)もパナソニックに抗議の声を上げました。
当日はパナソニックへの抗議デモも取り組まれ、地域の人たちにパナソニックの不当なやり方を訴えました。
2月27日夜、品川・東八つ山公園で東京ユニオン主催の京品ホテル争議に連帯する集会がありました。小雨の降る寒い中、約200人の仲間が集まり、私たち全国一般東京東部労組も参加しました。
集会後のデモは京品ホテルを包囲し、「全員解雇撤回」「リーマンは争議を解決せよ」と力強く声を上げました。
2月25日昼、東京・大手町の日本経団連前でこの間の不況で企業から解雇された人たちが集まり「切るな!」の声をあげました。
この行動は反貧困ネットワークが呼びかけ、小雨が降るなか約150人が集まりました。私たち全国一般東京東部労組からも20人の組合員が参加しました。
「切るな」と大きく書かれたテントをつんだトラックも登場し、周囲を回りました。バンドや風刺コントとともに「派遣切り」や「正社員切り」にあった労働者らがアピールしました。
東部労組からは自動車メーカーのホンダの下請けで正社員として8年半働きながら、不況を理由に解雇を通告されている組合員のSさんが発言しました。
2.18玉木弁護士を講師に労災と損害賠償学習会開かれる
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2月18日、全国一般東部労組の組合事務所で、「職場における労災問題と損害賠償の実務学習会」が開催されました。
講師は、過労死弁護団全国連絡会議事務局長の玉木一成弁護士。
主催は全国一般東京3労組(なんぶ、東京労組、東部労組)で、講師の豊富な事例による実務に徹した、わかりやすい報告を聞いて、労災問題と損害賠償の闘いにもっと取り組もうと参加者は決意しました。
終了後、講師を囲んで交流会を行いました。
2.14−15東京労組春闘合宿で石川副委員長が講演
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2/14-15東京労組春闘合宿が開催され、全国一般東部労組の石川副委員長が「労働運動再生の戦略的課題としての労働相談・組織化活動」のテーマで講演しました。
石川副委員長は、「戦略」討議の意義−日本労働運動再生の戦略は?、2.日本の現状、3.資本独裁下での労働者の個人分断と闘争の条件、労働相談活動の位置づけ、5.労働組合の強化、6.具体的活動、などについて報告しました。
多くの参加者から質問や意見が出され、活発な討論になりました。
2月7日、秩父労福協と秩父地区労主催の文化講演会が開催され、「非正規雇用と私たちの暮らし」と題して、NPO法人労働相談センターの石川理事長が講演しました。
石川理事長は、
1.労働者派遣法法制化の経緯、2.労働者派遣法の問題点、3.正規労働者への影響、4.なんでこんな時代になってしまったのか、5.今後の闘いの展望、について報告し、質疑応答を行いました。
私たち全国一般東京東部労組コナカ支部の組合員で、コナカで働いている現役店長2人が未払い残業代を請求している「名ばかり店長」裁判の第2回公判が2月3日、横浜地裁で開かれました。
組合側は棗さんと小川さんの両弁護士とともにコナカ支部の松田委員長と高橋書記長を先頭に他支部からの応援を含めて10人が参加しました。
公判の前には前回と同様に裁判所周辺で「紳士服のコナカは『名ばかり管理職』を是正してください!」と題するビラを通行人に配りました。ビラを受け取った一般市民2人が公判の傍聴に来てくれました。
今回の裁判では会社側が初めて労働時間の「認否」をしてきましたが、事実と大きく食い違う点があります。私たちコナカ支部と弁護団は今後の公判で会社側の主張に反論していきます。
(2009年2月5日)
日本綜合地所の内定取り消し問題について、私たち全国一般東京東部労組が会社との間で「協定書」を締結したことを2月2日、発表しました。昨年11月から3人の学生が東部労組に加入し団体交渉などで会社側の責任を追及してきましたが、組合員の学生たちが納得いく解決を得ることができました。
協定書では、会社が採用内定を取り消したことについて学生に「精神的負担を含め多大な迷惑をかけることとなり、誠に申し訳なくあらためて遺憾の意を表する」との謝罪を明記しています。
そのうえで3人には他の内定取り消し者(50人)に支払っている補償金と同じ100万円を支払うほかに、組合に対して「解決金」を支払うことになりました。解決金の額は協定書により非公表ですが、組合は所定の組合費を除いた全額を3人の学生に渡しました。
(2009年2月3日)
私たちNPO法人労働相談センターは1月29日、地域で働く人からの相談を広く呼びかけるための大看板を東京・葛飾に設置しました。
写真
看板は2枚。いずれも横180センチ、縦90センチの大きさです。設置したのは、京成「立石」駅から葛飾区役所に続く人通りが多い道路に面したアパート壁面です。地域住民の協力によって実現しました。
看板には労働相談センターの住所、電話番号、Eメールアドレス、地図などが書かれています。それとともに「賃金不払い・解雇・労災・サービス残業・長時間労働・過労死・有給休暇・パワハラ・セクハラ・倒産・社会保険・労働組合・ユニオンに入りたい」という労働相談の項目を記載しました。
これからもNPO法人労働相談センターは地域に密着しながら、働く人の立場に立って労働相談の対応にあたっていきます。
(2009年2月2日)
1月28日(水)夜、東京・総評会館で「闘争100日突破!京品ホテル闘争勝利!連帯集会」(主催・東京ユニオン)が開催され、私たち全国一般東京東部労組も参加しました。
会場には支援する労働組合の組合員ら約250人が集まりました。各団体から連帯のアピールがあり、東部労組も発言しました。
当事者である京品ホテルの従業員も15人が壇上に並び1人ずつ闘いを継続する考えを明らかにしました。今後は裁判闘争とともに、品川に現地闘争本部を設置しホテル前での抗議行動や社長宅などへの抗議、地域宣伝を展開するといいます。
働く仲間の連帯で勝利するまでたたかいましょう。
(2009年1月30日)
1月25日(日)午後、全国一般東部労組の09年新年会が曳舟文化センターで開催され、組合員と家族、友好労組など150人をこえる仲間が集まりました。
各支部の隠し芸やクイズなどみんなで和気あいあいで楽しい1日を過ごしました。
(2009年1月27日)
1月25日未明、東京・品川駅前の「京品ホテル」で自主営業を続けていた労働者たちへの強制執行(=ホテルからの排除)がありました。これに対する阻止行動に私たち全国一般東京東部労組も参加しました。
NPO法人労働相談センター 全国一般東京東部労組 ジャパンユニオン
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