NPO法人労働相談センター
2006年 相談の特徴

 

1.相談件数の推移
NPO法人労働相談センターへの2006年1年間の相談(メール、電話、来所、ファックス、手紙など)は4,840件、月平均で403件となりました。引き続き、高い水準で推移しています。 

2.インターネット・ホームページのアクセス件数の推移
NPO法人労働相談センター・ホームページの2006年1年間のアクセス数は149,291件となりました。月平均にすると12,441件となり、こちらも高い水準で推移しています。

12月の独自ドメイン取得に伴うホームページ移設の結果、検索サイト「ヤフー」「グーグル」などでの順位は下がりましたが、それも復活の傾向です。


3.相談ルート
相談ルートとは、相談者が労働相談センターを何を通じて知り、相談の問い合わせをしてきたかの分類です。

ほぼすべて(98%)が「インターネット」(労働相談センター・ホームページ)となりました。前年に引き続いての傾向です。

その他の相談ルートでは、12月に「過労死をなくそう!龍基金」が新聞で紹介されたことで、「新聞」経由の相談が25件ありました。また、同月下旬にTBSテレビのニュースで紹介されたことで、「テレビ」経由の相談が5件となっています。


4.相談の形態
2006年はメールでの相談に比べ、電話相談が上回りました。

また、労働相談センターの事務所に「来所」しての相談が238件となり、前年を上回りました。日曜日の労働相談を始めたことが関係していると思われます。

 

5.相談内容
相談内容は、「賃金」が第1位。それに続き、「解雇、会社都合の退職」が第2位という状況は変わりません。

2006年から「退職したいのにやめさせてもらえない」相談についての統計を開始しました。毎月相談数の20%近い数になっており、この問題が広がっていることがうかがえます。

 

6.相談者の雇用形態
NPO法人労働相談センターに相談してきた人たちがどのような雇用形態なのかを表しています。

正規雇用労働者=正社員の方からの相談に次いで、2006年も非正規雇用労働者からの相談(31%)が多くなっています。昨年と比較して増えていることからも、急速な非正規化が進行している現状が見て取れます。

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